退職しても飲食業だけはやめとけ |
2019/10/18(Fri)
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全日本プロレスの元トップレスラーで、現在はラーメン店を経営している川田利明さん。その奮闘ぶりを赤裸々に語ったのが、著書『開業から3年以内に8割が潰れるラーメン屋を失敗を重ねながら10年も続けてきたプロレスラーが伝える「してはいけない」逆説ビジネス学』(ワニブックス)だ。用意した開業資金、1000万円があっという間に消えたと語る川田さん。ラーメン店経営がいかに厳しいビジネスであるか、失敗から学んだ「俺だけの教訓」を余すところなく教えてくれた。 居抜きであろうがなかろうが、ラーメン屋を開業しようとしたら、少なくとも1000万円は開業資金を用意しておかないと、たぶんすぐに足りなくなるだろう。これも最低限、頭に入れておいたほうがいい。 そして、俺には経営の知識もノウハウもなかったから、あっちに支払い、こっちに支払い、とやっていくうちに、気がついたら1000万円はすぐ消えてしまっていた。資金だけではなく、頭もショートしてしまった。 これだけお金をかけても、このお店の主力商品となるのは一杯数百円のラーメン。原価率を無視して考えても、1000万円を回収するには、毎日、どれだけラーメンを売ればいいのか? いや、「回収するなんて、絶対に無理じゃないか」と、絶望に似た感情を抱いてしまったことを覚えている。 最初はなんにもわからなかったから、業者の人にいろいろとお願いしたんだけど、向こうも商売だから「これは絶対に必要です」「念のため、あれも買っておいたほうがいいですよ」とどんどん勧めてくる。 プロが言うんだから間違いないな、と言われるがままに買ってしまったけれど、あとになって思えば「あんなものは買う必要なんてなかったじゃないか!」と思うようなものもたくさんあったし、もっと安く買えたじゃないか、と憤ることも多かった。 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191018-00067582-gendaibiz-bus_all&p=1 ![]() 私も昔は、イベント会社のほかに居酒屋やレストランバーなどを経営していたのでわかりますが、 飲食店経営ほどハイリスクな商売はないですね。 物件取得費からはじまって外装内装、厨房器機、 各種備品なんかで一等地なら3000~5000万円ぐらいは最初にペロっとなくなりますね。 保証金700万円、B工事含む内外装工事2000万円、業務用エアコンで150万円、POSレジ一台60万円 ・・・こんなのが目白押しです。 それだけ初期投資しても、近隣に競合店ができたり、 小さい店だと接客や厨房スタッフが変わっただけで簡単に売上が左右されます。 味の良し悪しだけではない。 人材確保も大変ですよ。5万円の求人広告1回で誰も応募なしとか普通ですから。 来ても、すごいバカで使い物にならないとかw ここ数年だとSNSの影響も大きいと思います。 フォロワーの多い有力インスタグラマーやレビュアーがほめちぎると瞬く間に拡散されて、 どっと客が押し寄せてきますが、その逆もありそうです。 これは私が飲食店してた時代にはない不確実性要素で、これからの経営者はメディアリテラシーも必須だと思います。 早期退職とかして飲食店経営を考える人がけっこういますが、 誰でも始められるビジネスゆえ、もっとも成功確率が低いことは知っておくべきです。 経験上いわせてもらうと、株や日経225先物、FX,BOのほうがはるかに安全で投資効率がいいです。 PC1台あれば世界中で24時間好きなときにできて、資格も学歴も職歴も年齢も体力も関係なく 、死ぬかボケるまでオカネを生み出せるのは相場の世界でしかないです。 ハコモノ商売で今まで散々ムダ金を使ってきたからこそ痛感します。 飲食のようなハコモノ商売だと、初期投資1000万円程度じゃ勝負の土俵にさえ立てないよ。 私のメインブログは「相場はただのオンラインカジノ」です。 個別株、日経225先物、FXなどをトレードしております。 ブログ歴12年の専業個人投資家です。 日々のトレード結果はこちらのブログで公開してます ![]() にほんブログ村 ![]() 株式ランキング ![]() 社長ブログランキング |
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