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寝たきりは突然にやってくる
2020/01/28(Tue)
大腿骨頸部骨折とは、簡単に説明すると大腿骨の股関節付近(足の付け根)の骨折のことです。

大腿骨の股関節付近の部分は曲がっており、転倒や転落の時に外力が集中しやすく、折れやすい部位といわれています。

この骨折は、骨粗鬆症で骨がもろくなった高齢者、(特に女性)に多発することでも有名です。

また、寒い時期(10月〜3月)は体の筋肉が硬くなり、うまく動かせず、服装も厚着になることで運動パフォーマンスも低下します。

そして、寒さの影響で外出機会が減少し、運動不足になる人も多くなるため、大腿骨頸部骨折が多い時期といわれています。


https://www.minnanokaigo.com/news/kaigo-text/rihabiritation/no46/
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高齢者が突然に寝たきりになる一番の原因が「転倒」ですが、
高齢になるとわずか1センチの段差でもつまずくから要注意ですね。
外よりも意外にも家の中での転倒が多いのは盲点です。
電気コードやカーペットの段差とかでつまずく。
筋肉が硬くなる冬場は特に注意が必要です。
私の母も高齢なので、繰り返ししつこいぐらいに注意喚起してますが、
気をつけすぎるぐらいでちょうどいいんですよね。
「転倒」→「寝たきり」になったら、たいへんですよ。
サラリーマン家庭だと生活が一変する。
日本の介護制度は、在宅介護を基本としており、それが実施できない人だけが介護施設に入る仕組みになってます。
このため、寝たきりの状態となり、最終的な寿命をまっとうする段階まで公的にケアしてもらえる施設は、
事実上、特別養護老人ホーム(特養)しかないんですよね。
特養以外にも有料老人ホームなどがあり、施設によっては最期まで入所できるところもあるけど、
有料老人ホームに入るためには最低でも月額15万円以上の支出を見ておく必要があって、
それなりの経済力のある人しか入所できないです。
つまり、多くの人にとって特養が最期の砦というわけですが、施設の数は少なく、
数年前までは要介護1以上で入所が可能だったが、2015年の制度改正によって、
原則として要介護3以上の認定が必要となりました。
要介護3というのは「立ち上がりや歩行、食事、排せつ、入浴の際に全面的な介助が必要」というレベルであり、
一般的な感覚からすると、家族が働きながら片手間に介護できる水準ではないです。
逆にいえば、このくらいまで悪化しないと特養には入れないということでもある。
40代以上の世代にとって、「親の健康」が大きく人生に影響する時代になってしまった。



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