オペラで細川ガラシャ |
2020/11/25(Wed)
|
![]() 先日は京都でオペラ行ってきました。 京都世界文化遺産の上賀茂神社重要文化財「橋殿」にて世界初演となるこのモノオペラは、ソプラノ歌手田中彩子プロデュースの新作モノオペラ。 ![]() グランドオペラは3、4時間もありますが、モノオペラは1時間半ほどです。 けっこう密ですが、フルオープンの野外なんで大丈夫でしょう(^^;) ![]() ![]() 前から2列目のいい席で舞台が目の前でした。 デザイナーのコシノジュンコさんもいらして、VIP席は京都の老舗の旦那がいっぱい・・・。 いつも思うが、京都は狭い世界ですw ![]() さて、このオペラですが、明智光秀の娘であった細川ガラシャが壮絶な死を遂げるまでのストーリーです。 細川ガラシャは1563年生まれ。 その3年前は桶狭間の戦いで織田信長が鮮烈デビューを果たし、 その2年後には足利義輝が暗殺されるという戦国時代真っ只中でした。 ガラシャというのは後にキリスト教徒になったときの洗礼名で、本名は明智玉子(玉、珠とも)。 玉子が15歳のおり、父光秀と同じく信長の臣下であった細川藤孝の息子・細川忠興に嫁ぎます。 で、玉子19歳のときに本能寺の変が勃発。 首謀者の明智光秀は山崎の戦いで羽柴秀吉に破れ、逃亡した山中で殺害されました。 信長の家臣であった夫の忠興は、謀反人の娘である玉子を京都の山奥に幽閉します。 玉子23歳のときに、後に熊本藩主となる三男・細川忠利を出生。 その翌年、忠興が九州支配を狙った秀吉に従って九州へ出征。 玉子はその隙にキリスト教会を訪れます。 このときのことは、イエズス会の宣教師、コスメ・デ・トーレスが記録に残しています。 玉子はその翌年自宅で洗礼を受け、ガラシャという洗礼名を授けられました。 1600年、玉子37歳のとき、徳川家康が会津の上杉景勝を討つため出陣します。 忠興もその軍に従っていました。 その隙をついて石田三成が大阪で挙兵。 大阪にいた家康についた武将たちの家族を人質にとりました。 その手はガラシャにも伸びます。 しかしガラシャは人質になることを拒否しました。 ガラシャをとらえるべく三成の兵が屋敷を取り囲むと、ガラシャは自害。 介錯をした小笠原秀清が屋敷ごと爆破し、自らも自害しました。 ![]() クライマックスのシーンでは、どこからともなく風が吹き、それまで静寂を保っていた木々がザワザワとして、 幻想的な雰囲気となりました。 天国の細川がラシャが降りてきたのか?・・・ちょっと怖いぐらい(^^;) ところで、現在、我々が戦国時代のことを知ることができるのは、 イエズス会の宣教師が日本での出来事などを記録して報告していたおかげでもあります。 その報告の中で、ガラシャのことも伝えられていました。 ガラシャの死後98年後、ガラシャの物語は『丹後王国の女王グラツィア(ガラシャ)』というオペラにされ、 神聖ローマ帝国時代のウィーンのハプスブルク家の宮殿で上演されました。 私の知る限りでは、オペラでヒロインになった唯一の日本人が細川ガラシャです。 ![]() 話は変わって、こちらは果実酒です。 妻の実家で取れたキウイとカリンで作ってみました。 キウイは初めてなので、うまくできあがるのか心配ですが、カリンは前にも作ったので自信がある。 5年も放置したら濃厚芳醇なカリン酒になっていた。 てか、カリンって果実酒以外の用途ないよね?w カリンはカチカチに硬いので、包丁で切るのも大変でした。 私のメインブログは「相場はただのオンラインカジノ」です。 個別株、日経225先物、FXなどをトレードしております。 ブログ歴14年の専業個人投資家です。 ガチンコ生放送トレード、シグナル配信、トレードセミナーもやってます。 日々のトレード結果はこちらのブログで公開してます ![]() 株式ランキング ![]() 先物・オプションランキング |
| メイン |